先日来お知らせしていました、SEM@homeの個別サポートを、
「おうちSEM」サービスにて、開始しました。
SEM@homeのワークショップに参加していただいた方から、ご利用いただけます。
SEM@homeをご家庭等で実践していく方々の個別サポート、SEM@homeを軸とした交流の場、学びの機会を提供するための、
「 SEM@home Enrichment Camp 」
としていく予定です。
それに伴い、「SEM@home」のページもオープン。
「SEM@homeのはじめかた」をご案内しています。
SEMに興味を持たれた方は、こちらのページから、始めてみてください。
ご質問などいつでもお待ちしていますので、お気軽にお問い合わせください。
さて、SEM、これからより注目の学習モデルになりそうです。
先日、文科省で開催されました、
では、才能教育についての議論がなされました。
その際、関西大学名誉教授でいらっしゃる松村暢隆先生が、才能についての考え方や、才能教育のあり方について、お考えを述べられました。
そこでの説明に用いられていたのが、SEMを研究開発されたレンズーリ教授の、「才能の三輪概念」や、「すべての子どもに才能伸長の機会を」というSEMの理念、また、SEM、SEM@homeの核である「拡充三つ組モデル」でした。
また、「才能児」として、子どもにラベルを貼り付けるのではなく、「行動」に才能を見出すというお話もありました。
こちらは、当主催の第2回講演会でも詳しく説明されていたものです。
「才能教育」は、個人に貼られたラベルを剥がされたらおしまい、といったものではなく、個別の興味関心、そしてなにより「ニーズ」がその出発点になるというお話でした。
この点も含めて、有識者会議の委員のみなさん、「才能教育」の方向性について、同じような気持ちをお持ちのようで、特定の子のためだけの話ではなく、私たち全員に関わる教育の話として、注目していきたいと思いました。
※有識者会議については、知久麻衣さんのレポートもどうぞ。
「才能教育」については、検討に2年を要するとのことです。
また、子どものニーズに応える個別最適な学びも、ようやく舵をきられたばかりでもあります。
公教育において、すべての子どものニーズに応える個別最適な学び、また、すべての子どもに才能伸長の機会を用意する才能教育、これらが実現するには、残念ながらまだ時間がかかりそうです。
それでも、子どもたちは日々、成長します。
子どもにとっての「生きること」「成長すること」「幸せであること」は、すべて学びと切り離せません。
今を生きる子どもたちの学びが豊かなものになるよう、子どものすぐ近くで学びに伴走している保護者の方=おうちファシリテーターの方と連携して、
おうちSEM〜SEM@home Enrichment Camp 〜を、進めていきたいと思います。