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学びの個性尊重プロジェクト

発起人*自己紹介その3

更新日:2023年12月9日

長くなりましたが、これで最終回です。

今日は特に、このプロジェクトを始めようと思い立った経緯をお話ししたいと思います。


学校の先生方も、さまざまな要因で大変な時代です。

本来は子どもの成長の糧となるべき評価も、客観性を重視するあまり、例えば、「ノート点」であったり、「ワークを3回やったらA」だったりなどの「基準」が設けられています。

これらは、生徒一人ひとりの学習方法、つまり学び方に大きく関わるものですが、「基準」のために学び方が規定される場面も見受けられました。

些細な一例ですが、こんなところでも、一人ひとりの学び方は縛られているなと、そして、それは、私の子ども時代よりも色濃くなってしまったなと思いました。


社会に目を向ければ、不登校と言われる子どもたちは狭義の定義で約20万人。隠れ不登校を入れると、40万人とも70万人とも言われています。

この数字から感じられるのは、これまでの学校という場や、従来の学校教育の方法だけでは、子どもの実態やニーズに間に合わなくなっているということです。


この30年間足踏み状態か、社会との相対関係からすると後退すらしてしまったかもしれない日本の教育全体が変わることがとても望まれます。

ですが、ただ「変えてください、変わってください」と、誰かに頼んで、他力本願でいいのかなと思いました。

学生だった私が志した思いを、今、始めてみようと思いました。


多分、私一人の力は大きくないけれど、同じ思いの人がいるかもしれない。

声を出せば、協力してくれる人がいるかもしれない。

そういう思いからのスタートです。


現に、SEMという魅力的な教育方法を研究されている知久麻衣さんが、賛同・協力してくださることになりました。

麻衣さんとは、すべての子どもたちが、自分のあらゆる個性を生かし、自分自身の学びをワクワクと楽しめる方法について、一緒に考えさせていただいています。


一緒に進めていきたい、作っていきたいという方の参加、お待ちしています。

まずはぜひ、声をお寄せください。

すでに声をお寄せくださった方々、ありがとうございます。

また近日中に、了承いただいた方の声をご紹介させていただきたいと思います。


次は知久麻衣さんのご紹介をさせていただく予定です。



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