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賛同者1号 * 自己紹介その3

(賛同者1号 * 自己紹介その2の続きです。)


ギフテッドと “個人” をラベル付けするのが嫌いな、SEM生みの親のジョセフ・レンズーリ教授のもとで、ギフテッド教育を学んだ経験も私には大きかったです。

「すべての子がギフテッドだと言っているのではない。ソーシャル・エモーショナル面のことは専門外だから私は何も言う立場にない。ただ、すべての子に、それぞれに適したギフテッド教育と才能伸長教育を受ける機会が平等にあるべきだ」

と、何十年も訴え続けてこられた先生の言葉には(私は)賛同しかありません。


大学院にまだ入る前、ギフテッドの社会的認知度を上げることの意義と難しさを感じ、自分の非力さから落ち込むことも多々ありました。

ですが、息子の子育てやオルタナ教育、「すべての子のための(それぞれに適した)才能伸長教育」を目指すSEMとの出会いを経て、私にできること、私のやりたいことに、今ようやく行き着いた気がしています。

SEMに興味あるすべてのお子さんが、それぞれに才能・情熱伸長教育の機会を享受できるお手伝いができれば本望です。


オルタナ教育をしていた6年間、タイミングの重要性というのを毎日痛感していました。

いくらギフテッドプログラムに属していても、本人の知的渇望が、ある一定以上にあるときのタイミングで(本人に)適した学習環境や機会を投入できなければ、せっかくの情熱の火も消えてしまう、と。

その後いくら素晴らしいシングルコースやプログラムなりメンターを見つけてきても、本人の情熱の火がほとんど消えている状態では、すべてが本人にとって、ただただ苦痛でしかなくなると。

このタイミングというのがいかに曲者であるかをイヤというほど思い知った6年間でしたが、これもSEM@homeでなら解消しやすくなると実感しています。


ギフテッドのペアレンツ・グループであるギフテッド応援隊さん主催の講演会や、ライター長岡真意子さんがインタビューしてくださったAllAboutの記事で、このSEM@homeをさらっと紹介してきましたが、今度は上田志穂さん発起の『学びの個性尊重プロジェクト』を通して、実際にみなさんと実践していけたらと思います。


得意なことが必ずしも好きであるとは限りません。

むしろ努力が苦にならない「好き」や情熱にフォーカスし、自分だけのプロジェクトを立ち上げ、その道のプロに徹してやり遂げたその学びを「自分のもの」にするSEM@home、正確にはEnrichment Triad Model(ETM)がベースですが、その学び体験のお手伝いができたら幸いです。


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