学びの個性尊重プロジェクト始動の第1弾イベントとして、オンラインでの講演会を開催します。
第1回講演会@オンライン
「かしこいのに発達障害? ―わかってあげたいその子の困難と可能性」
https://manabinokoseigifted01.peatix.com/
昨年、「ギフティッド その誤診と重複診断:心理・医療・教育の現場から 」を読みました。
分厚く、専門用語も出てくる本ではありますが、「なるほど!」と思えるところが多く、我が子に戸惑っている保護者の方や、不登校のお子さんをお持ちの保護者の方、さらには、いろんな子どもたちに接するであろう教員の方に読んでいただきたい本だと思いました。
主に、ギフテッド(ギフティッド、gifted)が発達障害と「誤診」される例について具体的に書かれてありますが、発達障害以外にも、精神疾患とされるものやアレルギーとの関連など、「子どもの困った状況」と結び付けられそうなことについて、丁寧に説明されています。
ギフテッドや発達障害についての理解も深まりますが、
「そもそも、カテゴリーやラベル、診断というものはなんのためにあるのか」
ということについて、改めて考えることのできる一冊だと思います。
ただ、こちらの本、なかなかのページ数でもありますし、価格も手頃ではありません。
そこで、この本の翻訳に携わられた、
上越教育大学大学院 准教授の角谷詩織先生
に、エッセンスをお話してただこうと思い立ちました。
角谷先生にもご快諾いただき、講演公開までの打ち合わせを重ねているところです。
子どもに限らず、人というものは、チェックリストに”レ点”をいれるだけで判断したり断定したりできるものではないと思います。
また、何事も理解を深めるためには、そのための豊富な材料や物差しを多く持ち合わせていることが必要になると思います。
多くの方に見ていただけることを願っています。
こちらの講演会はオンデマンド視聴です。
2021年1月4日10時〜23日12時までの間、いつでも視聴可能となります。
みなさまそれぞれのご都合に合わせて、お好きな時にご覧ください。
見て終わり、ではありません。
講演会を聞いてみて、また、本を読んでみて、疑問や質問が湧くこともあると思います。
角谷先生にお答えいただける機会を設けますので、ぜひご活用ください。
詳しくはイベントページをご覧ください。
https://manabinokoseigifted01.peatix.com/