これまでにWISCを受けようとしたことはありますが、検査に対しての抵抗があったのか、ふざけたり、逃げ出そうとしたりなどして、正確な数値はでませんでした。
数値が分からなくても、ギフテッド傾向があるとみなして対応すると、問題の多くは解決するので、親としては大きな問題とは思っていませんが、学校などに説明する際に、参考になる数値がある方が、先生方も理解しやすいのではないかと思っています。
WISCを、ギフテッドの知識や理解があるところで受けたいのですが、おすすめの機関というものはあるものでしょうか?
お悩みふんわり受けとめます
「悩んでいるけど、どこに相談すればいいか分からない」
そんなお声を耳にします。
十分なお力にはなれないかもしれませんが、少しでもなにかのヒントにしていただけたら…
そんな気持ちで「質問箱」を開設しました。
みなさまから多く寄せられた質問と、参考にしていただけたらいいなという回答を載せています。
回答は、子育て経験、オルタナティブ教育経験、大学院等で得た知見、支援教育専門士としての意見などをもとにしております。また、講演会の質疑応答でみなさまからいただいた情報もシェアさせていただいております。
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すべてのご質問に回答することは難しいことをご了承ください。
また、「正解」はなく、子ども一人ひとり、また、各ご家庭によって、状況は異なりますので、あくまで参考意見としてご覧いただきますよう、お願いいたします。
「ギフテッド」について、単なる高IQというだけでなく、総合的に判断する(できる)機関や専門家はいないというのが、現実だろうと思います。
医師や心理士個人によっては、知識があったり、経験的にそういう目を持っていたりする方もいらっしゃるかもしれませんが、例えばHP等でその旨をアナウンスしているわけではないので、なかなか出会いにくいですよね。
また、高IQというわけではない、創造的なギフテッドの場合は、アメリカでも通常の学校のギフテッドプログラムでは認定されにくい傾向にあるので、ますます難しいですね。
(ですから、すべての子どもが享受できるSEMの存在は意義があると思っています。)
数値がどうだ、であるとか、なにかの診断といった「ラベル」がないと、その子にあった教育的な対応がしてもらえない、という構造に、そもそも無理があるのだろうと思います。
学校の先生方の中には、「特別扱い」や「えこひいき」「ずるい」と言われないようにしながら、個々に対応するにはどうすればいいかと、悩まれている方もいらっしゃるのかもしれません。
そもそも子どもは、一人ひとり違っているのだから、対応も異なっているのが当たり前、という価値観を、保護者も一緒に作っていけたらいいなと思います。