小2の子どもがいます。情動性OEについての質問です。
WISCは受けていませんが、普段の家での様子からはギフテッドの特徴の説明で理解しやすいところが多いと感じています。
最近になり、子供の情動性OEと思われる感情の激しさが増えてきており、対応に困っています。
一度嫌な思いをしたところに再度行く必要がある時などは、直前までは行く必要性を理解していても、いざとなると急に豹変して暴れるので、どう接すればいいかを悩んでいます。
そもそもギフテッドの情動性OEなのか、別の特性のなのかもよく分からず、もやもやします。
ギフテッドの判定が可能な場所が日本にはあまりないので、例えばWISCの結果を参考にし、ギフテッドである可能性を考慮することも1つの方法です。
ただ、ギフテッドであっても、そうでなかったとしても、お子さんには繊細だったり過敏だったりする部分があると考えられますので、その場合の対応を取っていく必要があるように思います。
多くのお子さんを拝見してきた経験から、 対応の一例を考えてみました。
①
暴れてしまう程受け入れにくいことは、今現在はできるだけ避けて、別の方法を取るなどしていく必要があります。
成長に伴って受け入れられるようになることも多いので、長い目で見て、待って上げても大丈夫だと思います。
②
普段の生活の中で少しの我慢を伴う活動を組み入れて、苦手なことも受け入れることの出来るキャパシティをゆっくりゆっくり広げていきます。
お茶碗を運ぶといったようなお手伝いや順番を待つといった簡単なことも、子どもの成長を促すように思います。
③
だんだん理解力がついてくれば、今以上に物事の必要性の理解が深まるので、キャパシティもどんどん広がっていきます。
④
将来に、少し苦手で辛いと感じることにもチャレンジしたり受け入れたり出来る素地を子どもの中に育てるためには、子どもの自己肯定感を育てることや心の安定をはかることが肝要です。
必要性のあることや、やらなければいけないことに、「自分なら頑張れる!少しだけ我慢してみよう!」という気持ちを持つことができるようになるために、自己肯定感や心の安定はとても大切な要素だと考えます。
roboママ(特性のある子どもの母・元中学校・特別支援学校教員)